(その3からの続き)
メーター本体の固定が完了したので、ここからは純正配線を利用しつつ「ACE-2802」の配線を接続していきます。まずは純正メーターには無かった「タコメーター」を機能させるべく、イグニッションコイルのハイテンションコードからパルス信号を取るためにコードを巻きつけます。

キムコのスーパー9sに装着したKOSOマルチメーターでもタコ信号を取り出すために同様の方法が説明書にありましたが、ハイテンションコードに巻きつけるコードの巻き数によってタコメーターの表示がおかしくなる可能性があるとの注意書があり、少なすぎても多すぎても変な回転数が表示されてしまうので、意外とこの加減には苦労しました。

とりあえずメーターの配線が終わらないと回転数を表示できないため、仮でコードを4回ほど緩く巻いてからハイテンションコードの皮膜越しにパルス信号を確実にキャッチすべく、コードへの密着性を高めるために太い熱収縮チューブを被せてポケットバーナーで軽く炙って収縮させました。
そしてコードは保護するためのビニールチューブに通してから、車体フレームに沿ってタイラップで固定し、メーター近くまで導いておきました。

(その5へ続く)