※ この記事は2007年11月24日に自分の別ブログにて公開されたものを転載したものです。
先日、無事に補習無しでストレートに自動二輪教習の第2段階の見極めを通過しました。
マニュアルバイクへの苦手意識も薄れた上、最後の教習時、教官には「この調子なら卒検でも大丈夫!」と太鼓判を押されたことで油断していたのかもしれません。
課題も問題なく、コースも完璧に覚え、教習中に教官が漏らした細かな「減点ポイント」もしっかり頭にたたき込み、今日、卒検に挑んできました。
結果・・・不合格。(ToT)検定官の曰く、どうやら一本橋の最後で微妙に後輪が落ちていたそうな。
前輪が通過したので安心したせいか、全然気が付かなかった・・・む、無念~~~ッ!
言い訳させてもらえれば、自分の通っている教習所のコースって一本橋が終わったすぐ前に、低速スラローム用コースの側溝がはみ出しているんですよ・・・。
普通なら、一本橋なんて前輪が通過したあともそのまま直進すれば後輪なんて意識しなくても良いはずなのに、何故かうちの教習所は一本橋通過後にすぐさま右にハンドルを切らないと、そのまま側溝に落ちるので、恐怖心から早めにハンドルを切ると後輪が脱輪ということになります。
たしかに卒検前の説明で検定官が「一本橋は後輪が脱輪しても失格です。」って言っていたのを覚えているのですが、教習中はどの教官も特に指摘しなかったので、てっきり自分的にはちゃんと通過しているのかと思っていました。
卒検で不合格となるポイントは数多くありますが、「一本橋」については「エンスト、足つき、落下は即失格」というだけに充分気を付けていたのですが・・・ハァ、こんなところで「落下」扱いで不合格になるとは。
スタートから停車まで途中何カ所か気になるところはあったのですが、たぶんギリギリで合格ラインを通過したつもりだったのに、やっぱりいくらコースを覚え、教習を規定時間内でストレートに通過していても「本番で失格」していては意味がないですね~。
実は卒検の開催日はちょうど自分の夜勤明けの日しか無くて、自分の休みに合わせて万全の体調で望もうとすると、一ヶ月くらい先になってしまうのことが判明。第2段階をスムーズにクリアして、教官から卒検での留意事項を聞いていたとしても、その間1ヶ月も間が空いてしまったらコースもコツも忘れてしまいます。
そこで仕方なく、夜勤明けで少々ふらふらする頭を眠気防止の薬を飲んで抑えつつ受験したところ、一本橋に乗った前半は良かったのですが、後半、眠気からか一瞬右にバランスが崩れたために「橋から落ちて即・試験中止」になるくらいならば・・・と減点覚悟でとっさに加速して通過したら橋の最後で後輪が落下していたとは。orz
夜勤明けでも大丈夫だと油断していたことで、課題でノーマークだった一本橋からの「微妙な落下」で不合格になったのも悲しいですが、他の課題は成功したのに一本橋だけの為にもう一時間(4200円)を受けなきゃならないのはもっと(財布的に)悲しい・・・。
今回、自動二輪免許取得にあたり自分に課した目標としては
「入学時に支払った教習代以上のカネを出さない事。」→「追補習無しでストレート合格」→「絶対に負けられない戦いがそこにある。」・・・ってくらいの気合いがあったんですけどね~。
サッカー同様、気合いだけじゃどうしようもないことも世の中に有るわけでして・・・。(苦笑)
入校時に入学金と一緒に2100円を追加して、卒検で落ちても2回目以降の検定料が無料となる「検定保証」というオプションを入れていたので、本来、卒検に再挑戦すると5250円かかるところが「追補習1時間」の4200円で済むのは不幸中の幸いですが(一応オプション料金は元は取った格好?)、やはり自分的にはかなりの敗北感を味わいました。
検定官が70歳くらいのおじいちゃんだったので、
「この歳ならどうせ目が悪くなって細かい所なんて見てないのでは?
さすが公認自動車学校、免許センターでの一発試験に比べれば楽に免許を取得できそうだ!」と喜んでいたら、実は老眼鏡越しでもバッチリ見えていたようで、公認校とはいえ甘い検査では無かったようです。
むしろ遠視で遠くの様子がよく見えるから検定官をやってたりして。(笑)
あ~ぁ。
スムーズに合格して、来週の月曜日には地元の運転免許センターで免許を入手する予定だったのに、一度補習を受けなきゃ・・・。