自分のジェベル125は当初は普通自動二輪免許取得のため、自宅での練習用にマニュアルトランスミッションのバイクを探していたところ、運良く近所の方から個人売買で格安で譲ってもらった車体でした。
そのため、一般的なバイク屋で売られている中古バイクのように納車前に点検や部品交換などの整備はされておらず、前オーナーが乗っていた状態のものをそのまま現状渡しということで入手したので、とりあえずそのままでも特に問題なく走っていました。
しかし免許取得後はそのまま普段使いの相棒へと昇格したので、入手した段階で走行距離が約27000kmの車体でしたし、今後のトラブルを未然に防ぐためにも一度駆動系の状態を確認して、必要ならばパーツを交換しようと考えました。
そこでサービスマニュアルを見ながら、生まれて始めてチェーン駆動のバイクを点検していきました。
最初はカバーを開けてフロントスプロケットの状態を確認してみました。するとチェーンで摩耗してギアの歯先がかなり尖っている状態だったので交換することにしました。
購入したのはジェベル125や兄弟車のDF125に対応する
「AFAM」製の「428-16T」です。
この16Tというのがギアの歯数なので、これを15Tなど歯数に変更することでライダー好みにセッティングするようですが、今回は摩耗したギアの交換目的なのでとりあえず純正同等の歯数にしました。
AFAM製の新品と取り外したフロントスプロケットを較べてみると相当摩耗しているのが分かります。
(その2へ続く)