※ この記事は2007年12月07日に自分の別ブログにて公開されたものを転載したものです。
自動車学校でバイクに教習を受けるには最適な季節というものがあります。それは4月の入学シーズンが過ぎ、夏休みになる前の「5~7月」です。
この時期は外でバイクの教習を受けるにしても気候も暖かく、5月までには就職、入学シーズンで自動車免許を取得しようとしていた教習生がだいたい卒業し、8月からは長期休暇である夏休みで大学生が免許を取得しようと入学してくることが多いので、バイクの免許を取得するには一年のうちでこのシーズンを狙って入学したほうが予約も取りやすくて色々と最適なのです。
自分は数年前から原付からステップアップするために小型二輪のオートマ限定免許か普通自動二輪免許を取得したいと考えていましたが、貯金も少なかったし外国製の原付スクーターがかなりの高性能だったので、それで満足している部分もあってか、なかなか踏ん切りがつかずに躊躇していました。
しかし今年になって気持ちもだんだんと原付スクーターからマニュアルバイクへ興味が移り、免許を取得するにも年齢的にもこのまま躊躇していれば、どんどん歳を取るばかりだと思って一念発起しました。
そんなとき、自動車学校の閑散期があることを知り、背中を後押しされるように入学を決めました。
で、実際に入学したのが5月の後半。
途中、マニュアルバイクの操作に不安を覚えて練習用のジェベル125を入手してからは、自主練習の為、しばらく教習所には通わない時期がありましたが、雨の季節にカッパを着て教習なんてしたくないと思って、なんとか梅雨入りする前に「普通自動二輪免許」を取得すべく、前回の卒検不合格の後、追補習を1時間受験して、再び卒検に挑戦することにしました。
前回の卒検では「一本橋」で最後に微妙に落下していたということで不合格となりましたが、補習を1時間受けた際に改めて教官にクリアのコツを教えてもらったので今回は自信アリ。
どうやら自分は「一本橋」の上でどちらかに落ちそうになると体を傾けてバランスを取ろうとしていたようで、バイクの場合はハンドル操作でバランスを修正すべきとのこと。
たしかに教習中にも教本にもそのようなアドバイスがあったのですが、自分でも緊張して忘れていたようです。また、積極的にハンドルを左右にこじってバランスを取るためには、自分のポジションでは後ろにのけぞっていて腕が伸びきっているので、一本橋に乗ったら前傾姿勢でハンドル操作でバランスを修正するようにとアドバイスしてもらいました。
教習では一応制限タイム内でクリアしていたので、自分でもこのやり方で良いと思っていましたが、一度不合格となったことで根本的なやり方が間違っていることを認識することが出来ました。知らなければ見過ごしていた事だったので、これはこれで勉強になったと思います。
(続く)