(その1からの続き)
「デカ目効果」で好印象化を狙ったヘッドライト周辺のシルバー塗装が失敗に終わったため、
どうすればボンヤリしたヘッドライト回りの印象がシャキッとするのだろうか・・・としばらくジェベ公を眺めていたところ、ふと、このアルミ製のヘッドライトガードの色が印象をボンヤリさせているのではないかと閃きました。
このヘッドライトガードは転倒時に文字通りヘッドライトをガードする、オフロードバイクらしさを醸し出すジェベル125の特徴的なパーツなのですが、素材がアルミなので錆こそ発生していないものの結構小傷だらけの状態です。
純正でアルミの腐食を防ぐためのなんらかの表面処理をしているとは思いますが、所詮は転倒時に傷がつくことを想定した部分なのでガソリンタンクやフレームのような塗膜のある塗装は施されていない部分でした。
この地味なパーツをボディやフレームの一部のように白く塗装すれば印象がパッと明るくなるのではないかと思いつき、早速塗装してみることにしました。
アルミパーツは鉄に比べて塗料が剥がれやすいため、表面の傷を紙やすりである程度平滑に均してから全体を「足付け」のために1000番程度の紙やすりで表面を細かく傷つけて塗料の食い付きを良くしておきます。
その後、シリコンオフで削りカスや汚れなどを拭き取り、念の為にアルミ素材に塗料の密着性を高めるミッチャクロンというスプレーを全体に塗布しました。
そして仕上げの塗料には、本来アルミホイールの色替え用にHoltsから発売されている「ホイールカラーペイント」のホワイトを使いました。念を入れて下地仕上げと塗装を施したので、これなら例え転倒したとしても塗膜が簡単にボロボロ剥がれることは無いと思います。
塗装後に部品を戻す際、前回ジンクスプレーのシルバーで塗装したヘッドライト外周のリングをやっぱり黒に塗装しなおしてから組み立ててみました。
ヘッドライトガードを白に塗装しなおした結果、当初の「デカ目による好印象化」とはアプローチは異なったものの、純正のシルバーではボンヤリとした印象のヘッドライト回りがスッキリして
自分的には良い感じに好印象の大満足の仕上がりとなりました!(=^_^=)
(プチモディファイ「アルミ製ヘッドライトガードの塗装」-完-)